パチンコは確率のゲーム
パチンコには調子のいい時、悪い時があります。それまでよく当っていた台が急に当たらなくなったり、よく回っていた台が急に回らなくなることも少なくありません。
そのような時にはどのようなタイミングでやめればいいのでしょうか。
パチンコは確率のゲームです。それは、大当り確率や確変への突入率、その継続率などがはっきりと数値化されて公表されていることで分かりますが、中にはどうしてもその確率では考えられないようなことも起こります。
例えば、1/100の大当り確率の台で500回転も当らないようなことです。この台の場合、平均して大当り確率の逆数である100回転ごとに当る訳ですが、このようにその5倍もの間当らないようなことも実際にはよくあることです。
大当り確率の逆数まで回すと当る確率は、以下の式で算出できます。
1-([大当り確率の逆数-1]÷[大当り確率の逆数])^ [大当り確率の逆数]
この台の場合、1-(99÷100)^100=約0.634 となり、1/100の大当り確率の台を100回転させると、約63%の確率で1回以上は当るということになります。
この式の最後は試行回数なので、ここを変えると上に書いたような1/100の大当り確率の台を500回転させても当らない確率も算出できます。
これは 1-(99÷100)^500=約0.9934 となり、計算上では約99.34%は500回転までに当っています。よって、逆の約0.66%がそのようなことが起こってしまう確率です。
0.66%は、150回に1回の頻度になります。ですが、決して起こらない訳ではありません。その為、起こってしまった場合はかなり運が悪かったということです。
急にデジタルが回らなくなるのは何故?
最初のうちは250発当り18回転はしていた台が、急に15回転もしなくなるといったことがあります。これは、回転数のバラつきだと考えるしかありません。
パチンコは確率のゲームですが、図柄の始動口に玉が入るまではアナログ的なゲームだと言えます。これも確率だとも言えますが、その仕組みから、デジタル的な確率よりバラつくことが多くなります。
平均して250発当り18回転する台でも、22回転だったり、15回転の時があります。さすがに平均の半分以下になることはないと思うので、急に回転数が落ちてもしばらくは我慢するしかありません。
当らない回らないはやめ時の合図!?
一概にそうとは言い切れませんが、いいやめ時だと判断する1つの要素にはなるでしょう。
実際のところ、パチンコは確率変動中以外であれば、いつやめても一緒です。パチンコで使われている確率は独立試行制なので、毎回一緒の確率で抽選を行っています。それまでに何回転させていても、それによってもうすぐ当るといったことはありません。
初当りが連続しているような時は今はいい波が来ているなどと表現する人も多いですが、この波とは後から結果的にそうだったと分かるもので、決してそれによって今後が予想できる訳ではありません。
つまり、自分なりのやめ時を作るしかありません。例えば確率の逆数まで回して当らない時はそこでやめる、回転数がそれまでの平均の2/3まで落ちたらそこでやめるといった具合です。その後に他の人が座ってすぐに当ててしまうようなこともありますが、それはその人の運が良かっただけです。
いつまで経っても当らないと熱くなってしまうこともありますが、あくまで遊戯だと割り切って、決して無理はしないようにしてください。
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