パチンコの貸し玉単価を遊ぶ前に知ろう!

海外旅行などで、例えば円をその国の通貨に換える時、その時の為替相場で交換しますよね。もし1ドルが100円だったなら10000円は100ドルに替えることができます。逆に、ドルから円に換えるとき、1ドルが120円だったなら、100ドルは12000円になります。
この通貨交換にも似たことがパチンコ店内という狭い空間で行われています。
パチンコ店では、貸し玉の単価が設定されていて、それに準じてパチンコ玉を借りて遊戯開始となります。
貸し玉の単価は、1玉4円が一般的です。つまり1000円で250玉借りることができます。
現在は低貸遊戯が広まってきていて、その半額で借りる事ができる1玉2円から、4倍となる1玉1円、最近では1玉0.5円で貸している所も珍しくありません。
これらの単価は、店の中で台によって設定されています。
単価の違いはお店の中で区切られているので、今遊ぼうとしている台が、どの玉の単価なのかはすぐにわかります。
通路には1円パチンコ。4円パチンコなどと書かれたボードが立っていたり、床に1円コーナーなどと書かれていたり、貸出口にも書いていたりと、とにかく間違える事の無い様にお店側もわかりやすくしていますので、間違える事はないでしょう。
自分の軍資金に合った単価の場所で玉を借りて遊びましょう。
ただ、1円単価で大量に借りた玉を4円パチンコに持ち出してしまうことは絶対にいけません。
つまりは、安く借りた玉で高い玉の台を遊ぶわけです。
お店側も損する話ですので、かなり怒られると思います。捕まるかもしれません。
お店側の対策として、そういう事ができないようにドル箱の種類を分けたりして対策している所が多いです。
やったこともやっている人も見たことはないのですが、恐らくかなり厳しい対応が待っていますから、絶対にそれだけはやらないようにしましょう。
出玉の清算、換金
ここまでは玉を借りる単価のお話をしました。
次は、実際に玉を借りて台で遊んだ結果、玉が増えたりした場合にする換金に関してです。
パチンコはかなりグレーなギャンブルであって、遊んだ玉がそのまま店内でお金に替わってしまうと賭博罪にひっかかってしまうため、それはできません。
ではどのようにするかというと、店内の景品カウンターで金額相当の景品をもらい、たまたま偶然にもパチンコ屋に隣接してある景品交換所で交換するわけです。非常に不思議です。
どのような景品かというと、大体はカードの様なもので、5000、1000、500、100円の単価に分けられていることが多いです。
もし、9600円分の景品をもらう場合には、5000円1枚、1000円4枚、500円1枚、100円1枚の景品を貰います。そしてそれを景品交換所に持って行って現金に換えるわけです。
ここで景品交換所の換金率が悪く、5000円の景品が4000円になったということはありません。
何故だか、パチンコ店の景品の換金率は隣接している景品交換所と同じです。
これは例外はありません。そういうものなんです。
○金額が大きく変わる換金率
では換金率とはどこで関わってくるかというと、パチンコ店で景品を貰うときに関わってきます。
パチンコで遊んで出玉を換金する場合は、機械に流して球数を計測して、景品カウンターで景品と交換します。
たとえば、4円で借りた玉を換金する場合、
1000円で250玉借りたわけですから、25玉で100円になれば1玉4円で換金されることになりますよね。
つまり、借りた時の玉の単価と同じ単価で換金されれば等価交換だということです。
お店によってこの換金率は様々で、さらにパチンコ店は厳密に言えば「換金行為」はしていませんから、お店で換金率を聞いても答えてくれません。ほとんどがはぐらかされてしまいます。
ですので、パチンコ屋の景品カウンターにある、1000円の特殊景品を指して、
「これは何玉で交換できますか?」
と聞くのです。
そうすると、景品の交換はOKですから、○○玉で交換していますと教えてくれます。
この時に、250玉でしたら等価交換
260玉でしたら、1000÷260=3.85円交換
270玉でしたら、1000÷270=3.70円交換
280玉でしたら、1000÷280=3.57円交換
となるわけです。
等価交換(4円)と3.57円交換では0.43円の差しかないように感じますが、パチンコは1万発出る事も良くありますから、その場合は
0.43×10000=4300 …4300円も等価に比べると低く換金されるわけです。
パチンコ店も商売ですから、換金率が低くなることはあっても、上がることは絶対にありません。
そんな夢のようなお店ができたらあるいは人気店になるでしょうが、経営がなりたたなくなってしまいます。玉を借りて交換すればお金が増えるわけですからね。
換金率はお店の利益率!?換金率によるお店の特徴
もし、4円で玉を借りて、換金する時に1玉3円の換金率だったとします。
4円パチンコの場合、ほとんどが500円単位で玉を借りますから、125玉を1度に借りることになります。
その場合、4円で125玉借りましたが、借りた途端にその玉の価値は125×3円ですから375円になるわけです。
つまりお店側は500円借りてくれるたびに125円儲かっているわけです。
まず借りてくれた時点で利益が発生しているのですから、お客にも出玉として還元しやすいという特徴があります。
ですので、低換金率のお店ほど、釘の調整が良いことが多いです。回りやすくして大当たりのチャンスが増えるように設定しているわけですね。
その反対に、等価交換のお店は、等価ですから、借りてくれた時に利益は発生してはいません。
ですので、出玉調整で利益を生まなくてはいけないわけですね。
それはもちろん釘の調整に反映されやすく、結果回りにくい台が増えてしまうわけです。
当たれば大きいですが、当たるチャンスを得にくい。そんな特徴があるんです。
予算は玉の単価、勝率は換金率
換金率は高くても低くても一長一短なわけです。
その特徴に合わせて遊ぶのがパチンコの醍醐味のひとつです。
今日はあまり軍資金がないけど、長く遊びたい!と思うなら低貸しの台を遊べばいいですし、軍資金が少ないけど時間も無いから一発勝負で終わらせたい!と思ったりすれば4円パチンコが合うわけです。
また、換金率が等価のお店の場合は、今の自分の投資金額と残り時間を考えて辞めるか続けるかの判断がしやすくなります。
低価の換金率も同じで、出玉ができても換金率が低いとわかっていることで、無理な投資は抑える事ができます。
それに、台の釘の状態の判断でも、1000円分の玉で20回転したとして、等価なら終日打てるとか、低換金率だとまだまだ足りないといったこともわかります。
こういう判断の材料として、玉の単価や換金率を使うことができます。
パチンコを打つためには重要な判断材料で、勝率をあげるにはかかせないものなんです。
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