パチンコの基本的な遊び方と遊ぶ前に知っておきたいこと
パチンコは昔から”庶民の娯楽”と言われているように、誰でも気軽に遊べる遊戯です。
最近の台は人気漫画やアニメ、映画などとのタイアップ物も多く、さながら大人の為のゲームセンターとも言うことができます。
ここではパチンコの基本的な遊び方と、知っておいて損はないルールなどについて説明します。
まずは、ものすごく簡単にパチンコの遊び方を大まかな流れで確認しておこう!
目次
パチンコの遊び方はこんな感じで進んでいきます
どうですか!?パチンコの遊び方は意外と簡単と思われたのではないでしょうか。ここからは一つ一つの流れについて少しだけ詳しく説明していきますね。
パチンコの基本的な遊び方
①パチンコ店を選ぶ
どこのパチンコ店で遊ぶのかで90%以上は勝つか、負けるかが決まると言って過言ではないです。
客付きの良いお店はお客への還元率が高く「当たりやすい、勝ちやすい、遊べる」という気持ちにお客さんがなるので、結果的に店内に大勢います。逆に、客付きの悪いお店は、「当たらない、負ける、デジタルが回らない」と思うので、結果的にお客が来ない状態になったといえます。
気持ちよくパチンコで遊ぶ為にもお客さんが常にパンパンの状態であるパチンコ店を選ぶようにしましょう♪
参考記事
>>パチンコ店の選び方
② パチンコ店内の空いているパチンコ台に座る
パチンコ店内にはパチンコ台やパチスロ台が沢山あります。
自分の好きなパチンコの機種、面白そうなパチンコ台、予算に合わせて1円パチンコ、4円パチンコなど台を選んで椅子に座りましょう。
最近はアニメ・漫画とタイアップしたパチンコ台などもありますので、好きなキャラクターが出現するパチンコ台を選ぶのもアリかもしれませんね。
一応、パチンコ玉を入れるお皿やパチンコ台の前にモノが置いてないかチャックし、モノが置いてある時はそのパチンコ台は誰かが打つ予定の台なので違う台を選ぶようにして下さい。
参考記事
>>【必勝】パチンコ台選びにデータランプを活用せよ!
③ パチンコ台横にある玉貸し機からお金を入れる
パチンコ台横には必ず玉貸し機があるのでお金を入れて玉を借りてください。
パチンコ台の玉を入れるところ付近に玉貸しボタンがあるはずなので押してください。4円パチンコか1円パチンコかで金額が違いますが、自動的に200円分か500円分の玉が流れてきます。
遊び終えて台をやめる時は、パチンコ台の玉皿付近にある「返却ボタン」を押せばICカードが出てきますので、残高があればフロントカウンター付近の精算機でICカードの残高を清算しお金に換えてください。
④ デジタルがよく回るようにパチンコを打ちます
パチンコは借りた玉を盤面上に弾いて遊ぶ遊戯です。
上皿に玉を置いた状態で、台の右下に付いているハンドルを回してその玉を弾き、スタートチャッカーと呼ばれる図柄の始動口(ここに入るとデジタルが回る)を狙って盤面の左側を流れるように打ちます。
ハンドルの回す角度によって玉の飛び出す勢いが変わるので、始動口に玉が入るようにうまく調整しながら打ってください。
参考記事
>>【パチンコの期待値】知れば勝率が上がるかも!?
⑤ デジタル図柄が揃うと大当たり
始動口に玉が入ると、それによって画面のデジタルや液晶が変動し、図柄が揃えば見事大当りです。
違う種類のパチンコ台もありますが、一般的にはこのような図柄が揃うと大当りになる”フィーバー機”と呼ばれる台が主流です。大当りをすると右に打つように指示が出る台が多く、後は画面に表示される指示に従って玉を打ってください。フィーバー機についてはこちら
【補足】始動口に玉が沢山入ると4つまでは保留になる
始動口に入った玉には保留というシステムが採用されており、もし2個一緒に入った場合には、1つはデジタルが回り、もう1つはこの保留の状態になります。その分は前回の図柄変動が終わった後に順番に消化されるので、一度に2個、3個と入っても、保留できるエリアが空いている間は無駄になることはありません。
多くの台で4つまで保留できるシステムで、中には8個保留という台もあります。
これを超えた分は無駄になってしまう為、4個保留の台では3つ、8個保留の台なら6~7つ保留がある状態になったら打つのを一旦止めた方がいいでしょう。
⑥ 店員を呼んで玉を計測する
大当たり後は、その出た玉で更にデジタルを回して大当たりを狙うのもありですが、やめて玉を交換するのもアリです。欲張らない方がうまくいくことが多いかも知れません。
パチンコ台上にあるデータランプの呼び出しボタンを押して、店員に玉を交換してもらいます。
最近のパチンコ店は出玉を箱に移さないケースが増えてきています。大当たりの出玉がICカードに残玉として計測されていくタイプでは、店員を呼ぶ必要はないです。
こんな感じのタイプです。
やめる時はICカード返却ボタンを押してICカードを抜き取りフロントカウンターに渡せば、特殊景品や商品と交換できます。
最近のお店では、パチンコ玉が出たら箱を山積みにする光景も少なくなりましたね。店内の通路にパチンコの箱などが積まれていないお店では、店員を呼ばないカウンターにICカードを持っていきましょう。
参考記事
>>パチンコの換金方法を知ろう!
⑦ フロントカウンターでICカードを特殊景品か、商品に交換
出玉(残玉)のICカードをフロントカウンターの女性か男性に渡せば、「全部交換でよろしいですか?」と聞かれますので、「ハイ」と言いましょう。
そうするとフロントの人は出玉分の特殊景品をくれますので、その特殊景品を景品交換所に持っていきましょう。
景品交換所の場所は、パチンコ店の駐車場付近、駐車場内にあります。もしわからない場合は、他の人の後についていけばわかります。
参考記事
>>パチンコ初心者がやりがちな間違い!ここに気を付けて!
⑧お金に交換する場合は特殊景品を貰う
パチンコの交換システムはなんだか不便ですよね。
本来なら直接フロントカウンターでお金に交換できるとよいのですが、三点方式を採用しているためにお金に交換することが許されているようです。
参考記事
>>パチンコの景品交換のやり方と手順
⑨景品交換所で特殊景品をお金に換える
景品交換所で特殊景品をお金に換えれば、パチンコの遊び方での一連の流れが終了します。
パチンコ初心者さんでも特に難しいところもないと思いますので、心配な人はスマホでこのページを開いてからパチンコを遊んでみて下さい。
ここからはパチンコで遊ぶ前にしておくと役立つ知識を説明していきますね。
パチンコはいくらで遊べるの?貸玉レートを覚えておこう!
パチンコで遊び為には、パチンコ店から玉を借りる必要があり、上記画像のようなパチンコ台の横にある玉貸し機にお金を入れると玉を借りることができます。
まず、パチンコには貸玉のレートというものがあります。これは法律でその範囲が決められており、100円で24玉(1発約4.17円)が上限です。
各パチンコ店や店内のコーナー別(場所)によってこのレートは異なり、
100円で24玉や25玉のレートを 【4円パチンコ】
48~50玉の場合は 【2円パチンコ】
96~100発では 【1円パチンコ】
と呼びます。
現在ではこの3種類のレートが主流で、多くのパチンコ店では1円パチンコと4円パチンコが設置されています。
パチンコを遊ぶには、まずこれらのレートで玉を借りる必要があります。
1円パチンコの場合は200円単位で192~200発を借り、2円パチンコなら500円単位で240~250発、4円パチンコでは同じく500円単位で120~125発ずつ借りて、その玉を使って遊びます。
パチンコ台横の玉貸し機にお金を入れて、下記の画像内にある玉貸しボタンなどを押すと台に玉が流れてきます。
景品に交換できるの?
パチンコで出した玉(借りた玉も含めて構いません)は、お店が用意している景品と交換することができます。
異なるレートのパチンコを用意しているお店では、同じ景品でもレート別の交換に必要な玉数が表示されています。例として、あるチョコレートが1円パチンコなら120発、4円パチンコでは30発という具合です。共に4円として換算すると120円相当ということです。
この景品は1万円相当の商品まで提供することができる法律になっており、お店によっては腕時計やブランド物のベルトなど、高額景品コーナーのショーケースを置いていることも珍しくありません。
交換レートって?
尚、景品への交換率(交換レート)はお店によって違います。と言うのは、借りたレートのまま交換できるとは限らないのです。500円で125発を借りる4円パチンコで1,000発を交換すると、4,000円相当の景品をもらうことができますが、これはあくまで”等価交換”の場合です。
パチンコ店によっては交換率がそれよりも低くなっていることもあります。これについては地域によって取り決めがあり、例えば東京都では等価交換は原則的に禁止されており、最高でも28玉交換となっています。この28玉交換とは、借りる時には1玉4円のパチンコで、28発=100円相当の交換になるという意味です。つまり、250玉で1,000円で借りて、交換時には280玉で1,000円相当になります。
この交換レートはお店に人に聞いても教えてもらえないので、色々なパチンコ店を紹介しているようなサイトや、そのお店の常連さんらしき人に尋ねるなどして確認するしかありません。パチンコを普段から遊んでいる人からすると当然のことなのですが、初心者の人はこれには注意してください。
フィーバー機の仕組みとは?
このフィーバー機と呼ばれる種類の台では、大当りが連続する仕組みになっていることがほとんどで、このような台を”確率変動機”と呼びます。
特定の図柄が揃った場合、もしくは大当り中の画面上の演出によって、その後の大当り確率が上がる確率変動(以下、確変)に突入し、その間は通常時より当りやすくなるのが特徴です。
例えば通常時は大当り確率が1/300の台が、この確変に入るとその間は1/60のように当る確率が上がります。
確変中に特定の回数を消化しても大当りしない場合や、確変が終了する図柄で当ってしまうと通常時に戻る仕組みで、前者はST機(=回数制限付き確率変動機)、後者は確定(または確変)機と呼ばれます。
大当りをする確率や、それによって獲得できる出玉、確変の確率などは台によってそれぞれ異なります。
大当りをしやすい台はその分出玉が少なく、なかなか当らないような確率の台は当ると大きな出玉を獲得できると考えて構いません。
大当り確率は文字通り”確率”です
パチンコは言ってしまえば”運”のゲームです。玉の打ち方など、その他の要素も無いことはありませんが、基本的なルールさえ覚えてしまえば全ての人がほぼ平等に遊ぶことができるのが特徴だと言うことができます。その為、全くの初心者でも常連さんとほとんど差が出ることはありません。
ただし、大当りする確率が1/200の場合でも200回図柄を変動させれば当るというものではなく、一度ずつの独立抽選となっています。要は200面体のサイコロを毎回振っているのと同じで、前回の変動の結果が次回以降の変動の結果に影響を及ぼすことはありません。
その為、1/200の台で300回、400回と連続して外れ続けることもあれば、逆に10回や20回で当ることもあります。ここが面白い部分だと言えるでしょう。初心者の人でも充分にチャンスはあるのです!
実際に当る確率は?
これは数学的な計算をしてみると分かるのですが、大当り確率が1/100でも1/300でも、それぞれの確率の分母まで変動させた時に1回以上当っている確率は約63%になります。つまり、1/100の台なら100回変動させれば約63%は当るという計算です。
上で書いたように独立抽選なので、必ず当るという上限はありませんが、約63%はざっと2/3という計算になるので、これを覚えておくと、この2/3の可能性まで追い掛けてみるとなどといった考え方ができるかも知れません。
よく聞く”ボーダーライン”って?
パチンコ台について調べていると、この”ボーダーライン”という言葉をよく見掛けると思います。このボーラーラインとは、250発(25発=100円の4円パチンコで1,000円分)でこれだけ変動すれば、確率上負けることはないという文字通りボーダーを示す数字です。
この数字は大当り確率や出玉、確率変動のタイプなどによって計算が可能で、台によって多少異なりますが、現在のフィーバー機ではおよそ19~21という数字だと覚えておけばいいでしょう。間をとってちょうど20と覚えてもいいでしょう。
これを利用して、250発で20回転以上変動する台を探して打つと勝てる確率が上がるのは言うまでもありません。そのような台を探すことこそが、現在のパチンコでは勝てる技術と表現できるのです。
”一物I一価”という決まりがあります
獲得した出玉の景品交換についてですが、パチンコ店には同一店舗内では全てのレートで同じ交換率にしないといけないというルールがあります。これを業界用語で”一物一価”と言います。
25発を100円で借りる4円パチンコの交換率が等価交換であれば、1円パチンコも等価交換だということです。片方だけ交換率が変えるということはできないのです。パチンコ台と一緒にスロット台も一緒に設置されていた場合には、そちらの交換率も一緒になります。
よって、そのお店で1円パチンコしか打ったことがなく、そちらは等価交換だと分かっている場合には、レートアップをして2円パチンコや4円パチンコを打ったとしても、同じく等価交換だと分かります。これは是非覚えておいて損はありません。
出玉を”貯玉”することができます
お店によっては獲得した出玉をその場で景品に変えるのではなく、そのお店の会員カードに”貯玉”しておくことができます。パチンコ玉のそのお店に貯金するというシステムで、次に来店した際にその玉で遊戯をすることができたり、特定の玉数まで貯めると店頭には置いていない景品を専用のカタログから選ぶことができる場合もあります。
貯玉した分はいつでも景品に交換することができるので、同じお店に通う場合には是非このシステムを利用しましょう。会員カードは無料で発行できるので、ここだというお店を見付けた場合は是非このカードを作っておきましょう。
ただし、この貯玉は同じ名前のグループのお店同士でも、店舗ごとに管理されています。その店舗でしか利用できないので、色々なお店でパチンコを楽しみたい人はこの点には気を付けましょう。