パチンコで出玉を景品に交換する時の交換率は、お店によって一定ではありません。
この交換率とはレートとは関係なく、出玉の何%相当の景品が獲得できるかということです。
地域によって最高の交換率が違う
現在のパチンコで一番多い交換率は、等価交換です。
要は4円パチンコであれば、1000発交換すれば4000円相当の景品に換えることができ、交換率はそのまま100%になります。
この交換率はお店で表示することや、お客さんに伝えることは禁止されているので、一度交換してみないとそのお店の交換率が分からないことがほとんどですが、隠語として等価交換を示唆する表現で、
”行きも帰りも一緒”、
”往復同速”
などが使われることがあります。
これでもかなりグレーな表記ですが、このような表現なら黙認されている場合もあるようです。
等価交換は地域によっては禁止されており、東京都や大阪府、北海道などでは最高でも89%強までと決められています。実際のパチンコ玉にすると、4円パチンコで借りる時は250発で1000円で、交換時には280発で1000円相当になります。
また、これは最高の交換率の話なので、
例えば埼玉県では等価交換が主流ですが、中には借りる時は250発で1000円で、交換時は300発で1000円相当といったお店も存在します。この交換率は、ゆるされている最高までの範囲であれば、そのお店が自由に決めて構いません。
”一物一価”という決まりがあります
パチンコ店の交換率には”一物一価”という原則があり、全てのレートで、パチスロも併設している場合はそれも含めて、交換率を統一しなければいけないというルールがあります。
例えば
4円パチンコと1円パチンコの併設店は非常に多いですが、4円パチンコが等価交換であれば、1円パチンコも必ず等価交換だということです。そして、パチスロもある場合はそれも等価交換です。
等価ではない場合も、必ず一緒の交換率になります。東京都では最高の交換率が上記のように、4円パチンコで280発=1000円相当ですが、この交換率は1円パチンコでは1120発=1000円相当になります。そして、パチスロでは50枚=1000円で借り、交換は56枚=1000円相当がこの交換率です。
この”一物一価”という決まりがある為、何か1つの交換率が分かれば、全てのレートとパチスロの交換率も分かるという訳です。
交換率が低いお店は…
4円パチンコで300発=1000円相当のような交換率が低いお店は、等価交換のお店と比較すると多少玉を出してくれるというイメージがあるかも知れませんが、実際にはそうでもないことも多いので注意してください。
今のパチンコ台はその規定から、多少交換率を落としたくらいでは長く遊べるようにはできません。むしろ、最初から等価交換やそれに近い交換率での稼動を前提としているようなスペックの台ばかりです。
そのようなことから、遊びたいので交換率が低いお店に行くという考え方はしない方がいいでしょう。
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