データカウンターの使い方
パチンコ台の各台の上部にはデータカウンターが設置されています。こんな感じのものです。
これは台にトラブルが起きた際に店員さんを呼ぶ為にも使用しますが、その台の出玉情報や履歴なども確認できます。
これによって、その台の今日の出玉状態や、過去1週間の記録、出玉推移、そして、その台の過去最大の1日の大当り数などを確認することができます。
最近は、データロボサイトセブンなどのアプリがありますので、自宅にいながら自分の行きつけのホールの台ごとのデータを確認することができ便利になっています。
このページではデータカウンターの使い方についてお話していきたいと思います。
ハマっている台ほど当たりやすい?
実際にお店でデータカウンターを見ると、前の大当りから500回転を超えるようなハマりの最中の台も多く見掛けます。このハマりが深いほど、次の当りが近そうな気がしてしまうものです。
ですが、パチンコ台の大当りの抽選は独立試行で行われているので、これまでの履歴が次の大当りに関係することはありません。
それでもハマりが深くなると、いい加減に当たってもいいだろうと考えてしまうのが心情ですが、現実的にはそれは単なる錯覚です。
しかし、このハマりの回数は1つの指針にもなります。そこまで当たらないのに打ち続けたということは、それだけ回りがよかったという可能性があるからです。回らない台をそう何百回転も続けて打つ人はいません。
その為、当たる当たらないは別としても、回転数には期待ができる可能性があるということです。
連チャン数を気にする人がいますが…
データカウンターを見ると、初当りごとの連チャン数も見ることができます。(そういった機能が付いていないこともあります)
この連チャン数を見て、この台は当たると続きやすいと判断する人もいますが、これにも意味はありません。それはあくまで確率の範囲内で起きていることだからです。
よって、パチンコではデータカウンターはあくまでこれまでに起きたことが分かるだけです。回転数の判断にこそ利用できますが、攻略に直結するものではありません。
履歴も、出玉推移も、初当たりも結果的にそうなったということになります。
しかし、上記でもお話ししていますがパチンコ店にはホールコンピューター(以下ホルコンと呼びます)が出玉管理を行っていますので、基本的には乱数で大当たりは決定していますが、パチンコ店全体やシマ全体ではホルコンが出玉管理している可能性があります。
このホルコンは出玉管理という意味で特許もあります。
【参考】遠隔操作って実際あるの?
パチスロではデータカウンターは重要!!
これがパチスロになると、かなり変わってきます。
まず、パチスロ機によっては天井という救済機能が搭載されているので、そこまで後何回転させれば大当たりがくると分かるからです。
そして、いい台ほど当りが続きやすく、大当り回数も多くなります。よって、パチンコとパチスロではデータカウンターの重要度が全く違うのです。
パチスロには内部的に”設定”という要素があり、多くの台では6段階になっています。
これが1~3の場合はほとんどの台で期待値的にマイナスですが、4~6になるとプラスという仕組みです。数字が高いほど期待値が高くなり、これはパチンコ店側が自由に変えることができます。
この設定を外から判断するには、台によっては演出などである程度分かることもありますが、その台の大当り回数や当りまでの回数が重要になります。それが分かるのがデータカウンターです。
そして、お店によっては良い設定を入れる場所にクセがある場合もあり、過去の履歴から、そのような予想もできるかも知れません。
このように、データカウンターはパチンコにおいては回転数の判断程度にしか利用できませんが、パチスロではとても大事になります。むしろ、これは主にパチスロの為にあると考えてもいいでしょう。