現在のパチンコの打ち方は、どの台でもほぼ一定です。大当りをした時に右打ちを要求される台も多いですが、その指示通りに打っていれば特に問題はありません。
ここに”止め打ち”を加えることで、他の人よりちょっとお得になることがあります。ここではこの止め打ちについて説明します。
止め打ちを活用しましょう
現在主流の図柄が揃うと大当りになるパチンコ台にはご存知のように、保留玉というものがあります。図柄の変動には時間が掛かるので、その間に始動口に入った分はこの保留という扱いとなり、その変動が終わった後に次々とそれらによる変動が始まります。
1つの始動口に対して保留玉は4つまでしか認められていませんが、最近では1つの見掛け上の始動口から2つの実際の始動口に交互に入る仕組みを作り、8個保留を実現させている台もあります。
この保留玉は多く貯められるに越したことはありません。それは、満タンの状態で始動口に入った玉はそれによる賞球(払い戻し玉)こそありますが、図柄の変動の対象にはならない為です。要は無駄になって1回転分損をしてしまいます。
そこで、保留玉が満タンになりそうになったら一旦玉の打ち出しを止めることが必要になります。この玉の打ち出しを一旦止めることを止め打ちといい、一般的なお客さんでも普通に利用しているテクニックです。
これを行うにはハンドルから手を離す以外に、ハンドルに付いているストップボタンを押しても構いません。この方が打ち出し位置をそのままに止めることができるのでおすすめです。
4個保留の台では3個の保留ランプが点いた時点で打ち出すのを止めると、その時に既に打ち出していた球が例え1つ始動口に入っても無駄になりません。8個保留の場合は7個の時点で同様にしてください。
パチプロと呼ばれている人は、4個保留の3個目さえ点灯させないと言います。1つでも無駄な始動口への入賞をさせない為です。これを徹底するだけでも、長い目で見るとその積み重なりが結果に繋がるということです。
リーチ中や大当りした後にも…
1つでも無駄な玉を打たないという意味では、リーチ中にも打ち出しを止めた方がいいでしょう。ですが、どう考えても当りそうのないリーチで、保留玉が1つもないような場合にはそこまでする必要はありません。
そして、図柄が揃って大当りをしても、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開くまでの演出時間が長い台があります。この間も打ち出しを止めないと、結構な無駄玉を打ってしまいます。大当りが終わった後も同様です。再び図柄が回転するまでは打ち出しを止めておきましょう。
これらをしっかりと行うことで、1日中も打つと、それなりの違いが出るのは間違いありません。
更に徹底して行うには?
大当りが何ラウンドも続くと、そのラウンド間のインターバルも馬鹿になりません。これが2秒以上もある台も多く、この間もしっかりと打ち出しを止める必要があります。
しかし、これはそれなりに難しい技術になります。まずその台のアタッカーが何個の入賞で閉まるのかを確認した上で、更に盤面上に飛んでいる玉がちょうどその個数アタッカーに入賞して終わるようなタイミングで打ち出しを止める必要があります。早めに止めてしまうと、逆にまた打ち出しをしなくていけなく、反って損をしてしまうこともあるので、うまくできない場合には無理にやらない方がいいかも知れません。
ですが、ここまで徹底できると、何もしていない人と比べて同じ台を打った場合に得ができるのは間違いありません。1日単位ではそれほどの差は出ませんが、1ヶ月、1年間になると、結構な差になって現れます。
人と少しでも差を付けたいような場合、是非これらの止め打ちを行ってみましょう。ラウンド間までうまくできれば、後は自分自身の運と台次第だと言うことができます。
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