パチンコの良い台と悪い台
パチンコには必ず良い台があれば悪い台があります。良い台というと、意見がわかれることもあります。
例えば
波が良く連チャンしている台が良い台だと考える人もいますし、その逆に1000以上ハマっているともうそろそろ当たるハズだとしてそれが良い台だと考える人もいるんです。
双方に言わせればゆずらないところでしょうが、期待値を考える上ではあくまでも「良く回る台」を良い台として考えます。
そういう点で見ると、悪い台という見方が変わってきます。「回らない台」が悪い台となり、逆にそういう意味では1000回転ハマっていようが、単発続きで全然連チャンしなかろうが、良い台になり得るということです。
でもそれが良い台だったとしても、そんな状態では結果的に負けてしまいますよね。
良く回るから良い台だ!として打っていたとしても勝てなければ意味がありません。
ここで期待値という言葉が出てくるのです。
勝つために必要な台の性能情報
パチンコを打つ時に重要な事の1つとして打つ台の出玉性能があります。
ただ回ればいいってものではありません。もし1000円でいくらでも回る台があっても当たらなければ意味がないのです。この当たるという部分で重要なのは運要素もそうですが、台の大当たり確率が深く関わってきます。
また、当たったところで出玉が少なくても意味がありません。出玉は多いにこしたことはありません。少ない出玉では何度も何度も当てなくては勝つことができません。
そして出玉があっても続かなければ意味がありません。1回の大当たりで大勝ちできるほどの出玉を得る事ができる台を私は知りません。ほとんどが大当たりして、設定された出玉を得て、連チャン率によって出玉獲得を繰り返すことで大量に出玉を獲得します。
つまり、大当たり確率、出玉性能、連チャン確率は台ごとに設定されていて、これらをまとめて台の性能となります。
ちなみにこの3つ全て打ち手側に十分な条件でそろえた最強の台などというものは存在しません。そんな台が出てしまってはお店がつぶれてしまいます。
パチンコ台というのは、打ち手に満足してもらうことも想定していますが、大前提としてお店側の利益が出る様に設定されているということを忘れてはいけません。
そんな台の性能で普通に打っていたら負けるに決まっています。確率通りならば、お店側の利益になるように設計されているわけですからね。
ただ、それではパチンコでは勝ち続けることができないことになってしまいます。
でもそうではありません。良く回る台こそが、打ち続けても勝つことができる「期待を持てる」台なのです。
ではどれくらい勝つことが期待できるのか??それをを数値化したものが期待値というわけです。
期待値はパチンコの長所
期待値というと馴染みがないと思いますが、パチンコやパチスロを打つ上では欠かせない情報です。
その期待値というのは、台の性能を踏まえた上で、今の1000円あたりの回転数だと打ち続ければどれぐらい投資金額が戻ってくる計算になるのか?を示す数字です。
確率に基づいて計算するので、試行回数が増えれば増えるほどその期待値に近づく数値となります。
ですので、期待値は稼働時間とお店の換金率が大きく関わってきます。
稼働時間が長いという事は、それだけ試行回数が増えるので、より期待値に近づきますよね。また、換金率によっては期待値が上がったり下がったりするのも当然の話です。
文章だけだと非常に難しくも感じますが、今はスマホでネット検索すれば、その台の期待値はすぐに出てきます。
1000円あたりの回転数ごとの期待値を簡単にみることができて、換金率と自分のその日稼働できる時間を計算に入れれば、今の自分の台は打ち続けてもいいのかどうかすぐにわかるのです。
ここがパチンコの長所です。
パチンコは打ち続けるとどれだけの期待値になるかということがわかってしまいます。
打ち続けるのが至難の業なのですが、打ちながら「この回転数なら勝負できる」という判断ができるわけですね。
もし、実際に打たなくても、台の釘を見ただけで1000円あたりの回転数がわかるようになったら、打つ前から台の期待値がわかるわけです。
釘さえ見れたら…なんか負ける気がしなくなってきますよね!
打つか打たないか…ボーダーライン
良さそうに見えた台を打ってみたら、1000円で25回も回ったとします。これだけ回れば完全にお宝台です。打ち続ける方がいいでしょう。
しかし、打ち続けていると回転数が落ちてきてしまいました。
最初は玉の動きがよかっただけかな?なんて思っていると10000円使った時には平均すると20回転に落ちてしまいました。しかもまだ大当たりは来ていません。
こんなことが、パチンコをしていると非常によくあります。
実は期待値というのはプラスの数値だけでなく、マイナスの数値も出ています。
低い回転数で打っている場合は、当然打ち続ければマイナスの期待値です。
先ほどの場合で、25回転の時にはプラスだったけど、20回転の時にはマイナスになってしまっていることもあるのです。気付けばマイナスの期待値の台を打っていたわけです。
この時に、プラスからマイナスに変わるラインがありますよね。いわゆる±0のラインです。
このプラスとマイナスどちらでもない回転数のことをボーダーラインと呼びます。
その名の通り、このボーダーラインを上回るのか下回るのかが、パチンコで期待値を追い求めるならその指標になるわけです。
ボーダーラインよりも下回っているのであれば、打ち続ける理由はない…はずですよね。
ボーダーラインを越えた台を打ち続けるために
あなたがスマホで簡単に知ることのできる台のボーダーラインは、当然お店も知ることができます。
お店側は少しでも長く期待値の低い台をお客様に打ってもらわないと儲けませんから、ボーダーラインギリギリに設定してくるわけです。
そんな台を普通に打っていると、先ほど話したような事になってしまいます。
ボーダーラインを明らかに超えていればいいんですが、パチンコ屋さんも商売ですから中々そういう台には巡り会えません。
そうすると、いつまでたっても打てなくなってしまいます。
ですので、あなたの努力でボーダーラインを上げる必要があるんです。
通常時や大当たり中、確変中など、少しでも無駄玉が減るようにしたり、どっしりかまえて長時間打ったりして、ラインを引き上げるんです。玉の効率があがれば必然と期待値もあがります。計算上には組み込めませんが…
お店側が設定するのは台までで、自分の打ち方はいくらでも自分の力でなんとかなるわけですからね。
期待値を追い求めてボーダーラインを越えているのかを基準とする。
これだけで勝率がグンとあがるんです。
確実性のないギャンブルでこそ生まれる期待値ですが、その期待値は一番理論的な数値なんです。
それさえ理解して追い求める事ができれば、あとは運がどれだけあなたに着いてくるのかです。こればかりは願う他ありません。
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